【住まいの学校その⑤】住宅の性能の考え方
住まいの性能を決める指標
家づくりは外観の仕上げ、内装、間取りに目を向けがちですが家に住んで生活し過ごすことをお忘れではないでしょうか
快適に安全に安心して暮らせる「性能」が重要です
なぜなら、住まいの住み心地や安全性は「性能」に大きく左右されるからです
性能の指標にはさまざまなものがありますが特に数値化しやすく、比較検討しやすいのは次の3種類です
また
エネルギーに関する先進的な指標として注目を集めているのが、次のふたつです
●一次エネルギー消費量:建物全体のエネルギー消費量をあらわす数値です
●エネルギーパス:快適な室内温度などを保つために必要なエネルギー量を示す
車でも燃費があり低燃費を重宝すように「家の燃費」のような数値です
そのほか、「遮音性能」や「耐火性能」などさまざまな指標があります
業者の担当者と打ち合わせながら、どの性能を重要視するか決めていきましょう
またシックハウス対策やバリアフリーなど、健康面への配慮も重要です
税制優遇も受けられる「長期優良住宅」
「耐震性」や「劣化対策」など、国の定める基準を満たした住宅は申請することで「長期優良住宅」として認定されます
高い水準の安全性・快適性が保証されるだけでなく、税制優遇を受けれます
家が安くても、「燃費」が悪いと結局割高?
「建築家」に設計してもらうなら、工務店か建築設計事務所
「建築家」=「設計事務所」と考えますが、工務店でも外部の建築家に依頼出来ます
打合せ、ヒヤリングは建築家と直接しますから、十分にお客様のこだわりを伝える事が出来ます
建築家との付き合いは家づくりの建てるまでですが工務店との付き合いは全工程から完成してからのアフターケアも続きます
設計事務所と工務店、建築家と工務店、バランスのいい考え方かもしれません