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【住まいの学校その⑥】家づくりのよくあるトラブル

家づくりのトラブルを避けるためには?

家づくりでは、こんなトラブルが起きるかも・・・?
✔ 契約後の設計変更などに、まったく応じてくれない
✔ 建築途中で、追加金額を突然請求された
✔ 騒音で近隣の住民とトラブルに
✔ 工期が遅れてしまった
✔ 見た目は整っていても、見えない構造部で手抜き工事が
✔ 完成してから一切アフターケアしてくれない

家づくりは思わぬトラブルに見舞われるかもしれません
これから家づくりをお考えなら以下のようなポイントに注意しましょう。。。
要注意はこんな業者!

強引な営業トーク

✔ 契約するとOO万円値引きできます、と契約を迫ってくる
✔ 他の住宅会社の欠点ばかりを指摘する
✔ 何を頼んでも「大丈夫」としか言わない
✔ 高気密・高断熱などの性能にお金をかける必要はないと言う(※「高断熱で中気密がいい」など言う。。。矛盾しているので要要要注意)

根拠もなく不自然な値引きをしてくる業者や自社の強みではなく他社の弱みしか言わない業者には警戒が必要です

情報が不十分

✔ 過去に手がけた物件を見学させてくれない
✔ 必要な情報や保証などをきちんと説明できない
✔ 図面内容や仕上げなどが曖昧なまま契約しようとする
✔ トータルでいくら掛かるのかをしっかりと教えてくれない

情報が不十分と感じたら、しっかりと追加の情報を要求しましょう
それに応じずはぐらかす業者、ずれた情報を出してくる業者とは、契約しない方がいいでしょう

「思い込み」がトラブルを生むことも
トラブルは業者と建築主の「認識のずれ」が原因となることもあります

こんな思い込み、してませんか?

✔ 会社の規模が大きければ必ずいい家ができる
✔ モデルハウスと同じような家が無条件でできる
✔ 営業マンの人柄がよければ、そのあとはすべて安心できる
✔ 家の確認はきちんとしなくても、業者がしっかりやってくれる
✔ 注文住宅は、すべて思い通りになる

「きっとこうなるはず」といった思い込みはせず当然と思うことでも確認することがトラブルの予防につながります

コミュニケーションを大切に

家づくりは、しっかり意思の疎通をし信頼関係が大切です
あなたの希望や理想をしっかりと伝えなければ、思い通りの家には出来上がりません

契約前はもちろん、建築中もコミュニケーションを密に家づくりを進める事でトラブルを回避できる可能性が高くなります
そんなトラブルもきちんとした人の付き合い信頼関係があれば起こらないこともあります
その様に対応してくれる業者を選ぶことも重要です

「御用聞き設計」には要注意

「家を建てていざ住んでみると、ここが不便」と言う事はよく聞かれます
例えば以下のようなものです
✔ 電気のスイッチの位置が悪く、いちいち余計な動きをすることになる
✔ 洗濯機から物干し場が遠く、トイレなどの生活動線とぶつかっている
✔ ナチュラルにこだわって内壁をすべて珪藻土にしたら、水回りで汚れが目立った
✔ 和室を設置してみたが、ほとんど使わず物置に
✔ コンセントが少なく、部屋が配線だらけに
✔ 子供部屋を広くとりすぎて、子供の独立後に無駄な空間ができた
✔ 流行の○○風の家を要望して建てたものの、10年経たずに古臭く見えだした

これは設計士がお客様の要望だけに注力しすぎてライフスタイルや使い勝手、居心地の良さ、将来のことなどを考えずに設計した結果かもしれません
要望をかなえるのが当たり前ですが、それだけの「足し算設計」では真の「いい家」は出来ません

それぞれの部屋にどんな意味があるのか、希望している広さは本当に必要なのか
広いと広がり本質的な部分を指摘し、ともに考えてくれる人を探しましょう

そういった能力のある設計士のことを、私たちは「建築家」と呼んでいます

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